高麗人参のアルカロイド

最近になって、高麗人参の成分の中で最も重要な働きをするのが含窒素塩基物質つまりアルカロイドであることがわかってきました。

アルカロイドはアルカリ(Alkali)にオイド(Oid)をつけたもので、オイドはラテン語で「似たような」という意味なので、アルカロイドとは「アルカリのような物質」を指すことになります。

1818年に、ドイツの科学者マイスネルによって、モルヒネのように植物に含まれ、複雑な構造を持つ窒素含有塩基性化合物のことをアルカロイドと呼ぶようになりましたが、現在では塩基性を示さない含窒素化合物で生理活性を持つものや、動物からもアルカロイドの仲間入りをする物質もアルカロイドに含まれるようになりました。

アルカロイドを幾つか挙げると、アヘンアルカロイド、コデイン、パパベリン、ナルコチン、コカイン、エフェドリン、ロベリン、レゼルピン、ニコチン、アトロピン、スコポラミン、エルゴタミン、キニーネ、ストリキニーネ、ヨヒンビンなどがあります。